バカかしこ

人生かしこく生きたい バカ主婦のブログ

初めて行った島津亜矢さんのコンサート。かし子。心震えました。

先日、島津亜矢さんのコンサートが近くであったので行ってきました。最近テレビでいろんな歌を上手に歌われているのが印象的です。

コンサート1週間前に、旦那T氏とやりすぎお義母さんが、島津亜矢さんのコンサートのことを話している声が遠くで聞こえ、最後に「じゃ、来週だね。よろしく」と言って電話を切ってました。またコソコソしやがって・・・と知らんふりしてましたが。

やりすぎお義母さんと旦那T氏は、かし子が居ない時にコソコソと何処かに行ってます。かし子が旦那T氏に温泉行きたいと言っても「なんで俺が連れていかないといけないのか!一人で行ってくればいい」というくせに、やりすぎお義母さんは連れていってやってます。まあ、いいんです。今度一人で行きますから。

旦那T氏が電話を切ったあと「お前、明日休みだろ?チケットを3枚買いにいってくれ」と。チケットの残り枚数とか電話で確認済み。そこまでしてるなら自分で買いにいけばいいのに!!と内心ムッときましたが仕方ないので行くことに。なんで3枚なのか聞いたら、やりすぎお義母さん・旦那T氏・そしてかし子。コンサートの日、かし子の仕事が休みだったのも旦那T氏チェック済み。はあ~、そこまで確認してるなら買いに行ってくれればいいのに・・・と、改めて思いました(・_・;)

チケットも入手できコンサート当日。やりすぎお義母さんは、せっかちなので数時間前からソワソワして大変。どの行事でも、待ちきれなくて必ず1時間前には「まだ来ないの??」と催促の電話がかかってくるので今回も早めの出発。13時30分開場、14時公演なのに12時30分前に会場に到着。なんてこった開演まで時間がありすぎる・・・。同じ考えの方が多いようで、結構待っている方が多くてビックリ。早く来ても座って待つ所が無くて大変。仕方なく外で座れそうな所を探して待つことに。長い待ち時間。お手洗いも長蛇の列。そしてご年配の方がほとんど(*_*; 

やっと会場の時間になったけど大変。順番待ちなんて関係ない。目の前では地獄絵図を見るような光景が・・・。やりすぎお義母さんがいないなら、最後にゆっくりと入りたいけど、3人で来ているので後ろを仕方なくついて行きました。もう少しでチケット確認という時に叔母様4人達が、かし子の前に横から突進してきたんです。凄い勢いだったし横から来るって思ってなかったので、かし子よろけてしまいました。もう頭にきたので「何するんですか。危ないじゃないですか!!」って注意したけど無視。かし子だって、ご年配の方が多いから気をつけて歩いているのに!!係の方も注意をしてましたが無視。こんな年齢の重ねかたはしたくない!!って心底感じました(-"-)

なんとか席に座りほっとした瞬間。やりすぎお義母さんのバックから出てきましたよ。おやつたちが・・・。食べきれないのでお持ち帰りです(*`・ω・)ゞ
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やりすぎお義母さんの昭和感満載のおやつたち。チョイス渋過ぎます。隣に座っていた知らない叔父様たちにも、おやつのおすそ分けしてました。

さて開演になり、素敵なお着物を着た「島津亜矢さん」の登場です。力強く演歌を歌っている姿が素敵。かし子勉強不足で島津亜矢さんの曲が分からず。すみません。でも何曲か知っている歌もありました。亜矢さんは裏切りません。テレビで見る姿と歌声がそのままで感動です。本当に歌が上手い。最近メイクの感じも変わったのかな??亜矢さん、さらに素敵になってますよ~。客席に降りてお客様と握手する時間があったのですが、かし子の見た感じで言うと地獄絵図状態・・・。それでも亜矢さんは、たくさんのファンの方と握手をされてました。ファンの方は嬉しいですよね~。誘導している係の方は大変そうでした(お疲れ様です)やりすぎお義母さんも通路近くの席だったけど、残念ながら手が届かず。おやつを渡した叔父様たちは握手できたそうです。

途中休憩があり、次はカバー曲を歌って聴かせてくれました。も〜、これまた感動。期待を裏切りません。上手です。その中で亜矢さんが「この曲を聞いた時、心が震えました」と言って歌った「誕生」。初めて聴きいた曲ですが、かし子も心が震えました。初めて聴くのに歌詞が素直に入ってきました。亜矢さんが包み込むようような大きな愛で歌っているようで。優しく、力強く、たまには厳しく、そして励ましてくれる。そんな感じに聞こえてきました。

帰って調べたら、中島みゆきさんの歌だったんですね。かし子にとって中島みゆきさんは、歌詞に衝撃を受け考えさせられ、励ましてくれ、時には自分を奮い立たせてくれる力があります。「誕生」の最初の歌詞が、かし子の心に響き涙が出そうでした。いや、もう涙溢れました。

~ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば 人生ははるかに違う

強気で強気で生きているほど 些細な寂しさでつまずくものよ~

この歌詞を聞いた時、ひとりで生きて行くしかないと決断した時のこと、悔しくて辛かったこと、出会いと別れ、いろいろあり過ぎて忘れてしまってたけど、何かしら皆さんの愛を受けながら今はこうして生きているんだなと・・・しみじみ。会場では泣けなかったけど、家では涙腺崩壊してしまい号泣してしまいました。独身時代、悲しい出来事があったとき、年下の子から「かし子さんは強いですね」と言われたことがありました。その時は強いとは全く思ってなかったけど、周りからみるとそうだったんでしょう。そういう風に生きていかないと、自分自身がダメになりそうっだったのを思い出しました。忘れかけていた独身時代を一気に思い出し、自分ここまでやってきた。やってこれた。と、なんか変な自信が湧いてきました。「誕生」という曲だけど私が死んだ時、葬儀場で流して欲しい曲NO.1にします。遺書に書いておこうφ(..)メモメモ

もう一曲、心震えた曲が「帰らんちゃよか」です。会場でずっと気になり、誰だっけ?誰か歌ってたよね??と気になったので調べてみたら「ばってん荒川さん」が歌ってました。幼いころ、ばってんさんが何者かが分からず不思議だった記憶があります。男性が女性の姿をして、お芝居をするというのを子供のころ知らなったんです。だから不思議に思ってたんでしょうね。ばってんさんの名前を見て、急に20代の時を思い出しました。その時、外回りの営業をしていて営業車のラジオで「帰らんちゃよか」が聞こえてたな~としみじみ。その頃、この曲の良さが全く分かってませんでした。ばってんさんが凛々しい声で熱唱してる・・・という感じでしか受け止めてなかったです。かし子も40代後半。子供はいないけど、子を思う親心が伝わってきました。

~田舎があるけん だめなら戻るけん 逃げ道にしとるだけなら 悲しかよ

親のためとか 年のせいとか そぎゃんこつば 言い訳にするなよ~

このフレーズが、またまた荒れていた独身時代のことを思い出しました。家を飛び出していったので、あの母がいる実家に甘えて帰ることは絶対出来ないと思っていたのを。毎日毎日、自分自身と戦っていたような気がしました。おかげで極端に荒れた生活にはならず、無事に過ごせたのでよかったです。熊本弁で歌うのがいいですね。心に沁みます。斜め前の叔父様もタオルで目頭抑えてました。その気持ちわかりますよ。かし子も一緒に泣きたかった・・・。

感動しまっくたコンサートも終わり、また行ってみたいな~と余韻に浸ってましたが、現実は甘くなかった。また帰りも人込みが凄くて、ご年配の方が倒れないか心配でしたが無事に駐車場に到着。しかし駐車場大混雑。せっかちお義母さん待ちきれず、旦那T氏に「そこに入れてもらいなさい!」と指示を出してました(-_-;) お義母さん、順番ありますから・・・。

その後、テレビを見てたら美空ひばりさんや、ちあきなおみさんの特集があってました。若い時は気づいてなかったんですね。今、見てみると本当に感動しました。歌姫です。改めてじっくり聞いてみたいと思います。