バカかしこ

人生かしこく生きたい バカ主婦のブログ

コワモテの人からもらった「わらび」初めて料理してみた。

この前の母との旅行で、やっぱり足腰丈夫で健康じゃないと人生楽しめない!!と改めて実感。「ピンピンころりで人生を終わらせたい!!」が、かし子の人生の最終目標。なるべく体を動かすように日々気を付けている。

暖かくなってきたので、今の時期は暇さえあればウォーキング。桜が咲いてた時期は、色んな所の桜を見に行くことを一人黙々やっていた。日曜日、何もすることが無かったので旦那T氏をウォーキングに誘ったが「花粉症が酷くて行きたくない。何か白いのがフワフワ飛んでるし」と怒り気味に断られた。白いフワフワはタンポポの綿毛だよ。と思ったが、花粉症が辛すぎて変な物に見えてしまうんだろうな。かし子は花粉症ではないので、その気持ちがまだわからない・・・。

暇過ぎたので一人で近所をウォーキング。桜がキレイだ(*‘∀‘) 先日の出雲大社では、お参りしたような?してないような?微妙な感じだったので参拝リベンジを思い立ち、調子に乗って遠くの神社まで行くことにした。
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神社に行く途中、道端に立派なつわぶきが生えていた。出雲大社に行ったとき、参道脇につわぶきが沢山生えていたのを見て、長女が「これ食べれるんよね?」と母に聞いていた。母も、つわぶきを触りながら「茎が赤いのは固くて食べれん。茎が青いを取らんといかん。こういうのが柔らかいから」といいながら引っこ抜きそうになった。場所柄つわぶきにも神が宿っていそうで、罰が当たりそうな気がして全力で止めたことを思い出した。

神社でお参りを済ませた帰り道、道端にあった立派なつわぶきが気になってきた。場所を忘れてしまったのでキョロキョロしながら探し、つわぶきの場所を見つけた!!かし子は田舎育ちだが、つわぶきなんて取ったことがない。祖母や母は取ってきて煮物にしてくた記憶はあるが・・・。どこを取っていいのかわからなかったが、3本大きいのがあったので根っこ近くから引っこ抜いてきた。誰かの土地に入って取ったわけでないが、なんかドキドキしてしまった。2人分にしては3本だけでは量が足りない。たったこれだけ調理するガス代のほうが勿体ないと貧乏な発想が湧き、他にないか探しながら帰った。全く関係ないが、帰り道すれ違った男性ランナーがいた。足元をみたら裸足で走っている。肌色の靴ではなく何回見ても裸足(*_*; そのランナーの人とは帰り道、数回出会った。交通量が多い場所でも裸足。凄い人がいるもんだと思った。

つわぶきが想像以上に何処にも生えてなくガッカリしてたら、ため池の土手にフワフワしたつわぶきが沢山生えているのが見えた。斜めになった土手で取りずらい。車がバンバン走っていたがテンションが上がりまくっていたので、何も気にせず一心不乱につわぶきを取りまくった。細くて短いやつばかりだったが、取り合えず料理ができる量を確保した。もう少し取ろうかなと思って顔を上げたら、スキンヘッドでジャージ姿の叔父様が土手の上に立っていた。

「やばい・・・近所の人やん。注意される・・・」とビビったが、田舎の中学生がすれ違う人に挨拶するように(かし子の地域の中学生は挨拶してくれる)「こんにちは!」と大きな声で挨拶してみた。逃げるのもオカシイと思ったので、かし子さらに黙々と取り続けた。すると叔父様から「ここのは小さい。もっと先で大きなやつを見つけた」と話しかけらた。内心ひぃ~っと思ったが大きさは気にしてないことを伝えると「そしたら葉っぱの大きいのを取りなさい」とコツを教えてくれた。叔父様は山菜名人なんだろうか?片手にわらびを握りしめていた。お礼を伝えたところ叔父様が握りしめていた「わらび」を渡してきた。「いや大丈夫です」「いいから」のやり取りを数回繰り返し叔父様のご厚意で最後はいただくことに。渡された後、叔父様は何処かに行ってしまった。どうしよう、わらびってどうやって食べるの?

家に着き旦那T氏につわぶきを取ってきたことを話すと「婆さんがするようなことして」と言われ(-"-)、叔父様からわらびをもらったことを話したら「必死に取ってて可哀そうと思われたんやないか」と笑われた。せっかくなので、わらびを山菜ごはんすると旦那T氏に伝えると「わらびは煮物やろ」と。仕方ないので煮物にすることに。しかし調理方法が全く分からない。こんな時、頼りになるのがクックパッド。検索したら出てくる出てくる。簡単な方法を探し灰汁抜きからやってみた。

つわぶきは葉と筋をとり、水にさらし水が綺麗になるまで交換する方法。わらびはお湯に重曹を入れ一日浸し、水が綺麗になるまで交換する方法をやってみた。そういえば、祖母も水にずっと浸していたような気がする。こんな時クックパッド助かるわ~。

1日経過の「つわぶきとわらび」 わらびの灰汁が半端なくてびっくり。何故かつわぶきがクルクル巻になってしまった。
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灰汁抜きの正解が全く分からないので、あと2日間、綺麗な水になるまで交換しまくった。

3日間の灰汁抜きを終了し、やっと調理へ。つわぶきは牛肉の細切れと一緒に甘辛煮。わらびは量が少なかったので、料理方法を検索して糸コン・人参・油揚げを入れ煮物にしてみた。
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全く映えない茶色の料理だが春の味を感じるほろ苦さがあって美味しかった。わらびは煮てしまったらヒョロヒョロわらびになっていた。山菜ごはんにしていたら、何が入っているか分からないご飯になっていただろう・・・。旦那T氏も「まあ、良かったんじゃない」と言いながら完食。

コワモテの叔父様のお陰で平成最後に季節を感じられる食事ができたこと、調理方法が勉強できたことに感謝。また来年、叔父様と出会えるかな~。

この時つわぶきの葉っぱを捨ててしまったが、葉っぱは佃煮にできることを後日知った。本当、皆さん食材を無駄なく使っているんだな~。勉強になります。