バカかしこ

人生かしこく生きたい バカ主婦のブログ

新しい職場に鬼軍曹が在籍してた・・・働き始めて3か月目の出来事

 

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11/9の掃除当番が終わったら退職すると勝手に決めた、かし子。(無視されまくっているけど)鬼軍曹の顔も見なくていい日が早く来ないかな~、あと少しでおさらばだ~と待ちわびながら働いてました。しかし作業効率が悪いシステムは変わらないし、しゃかりきなお姉さま達は、かし子の作業を中断させ思いついた自分たちの仕事を丸投げし「これやれ!あれやれ!」と振り回すし・・・。辞めたいモードに突入しているので体力的にも精神的にもクタクタな日々を過ごしてました。

そんなある日のこと、Iさんが大量の段ボールを重ねる作業を一人でやってたので「手伝いたいけど手を貸すとIさんが軍曹に嫌味言われるだろうから、すみません・・・」と、かし子が声を掛けた時にIさんの目から涙がぽろり。いきなり泣き出しました。よっぽど段ボール重ねが辛いんだと思ってたら「違うんよ。この作業が理由じゃないんよ。鬼軍曹のこと。もう私、我慢できない。ここ辞める。もう決めた。私も、かし子さんみたいに働きながら次を探す」と理由は分からないけど話始めました。鬼軍曹から理不尽な言われ方をしていたIさんの姿を見ていたので「我慢しなくていいんです。辞めていいんです。Iさんは頑張ってました。こんな環境で頑張ってきたIさんを尊敬します」と伝えたら、さらに涙がぽろり・・・

本当にIさんは頑張り屋さん。最初にお話した時、50代なので働く所が限られてしまうし派遣で3年頑張ったら直接雇用になると思うので頑張るわ!とお話されてました。かし子からすると、ここは力仕事もあるし時間に追われるし、50代で週5フルタイムで働くなんて想像したら体力も気力も無理。無理。ここで働くパートさんは凄いな~と思ったのも確かですが、そこまで頑張らないとダメな職場なんだ・・・と若干恐怖を感じたのも確かです。そんなIさんが辞めると言ったので、よっぽどのことなんだろうなと思いました。ゆっくり話を聞きたかったけど、こんな日に限って出勤している人が少なかったため、作業に追われまっくって話せませんでした。お昼はコロナ対策の為、テーブルも区切られているし、おしゃべり禁止。

やっと午後の15分休憩になったので話を聞いてみると、なんでそんなことをネチネチいうの??というバカバカしい内容。ここはカタログやチラシの送付作業もあるんですが、この日はIさんが倉庫にチラシを取りに行く担当だったそうです。毎日、発送するお客さま分の枚数を取りに行くだけ。そのチラシを少し多めに持ってくるのがルール。そのチラシの枚数が多すぎるということと作業する人が使いやすいように置いてなかったということに対して言われたそうです。かし子はチラシ作業から外されているので、最近の状況が分からないのですが、Iさんがチラシ作業をする時、チラシの量を沢山持ってきている人もいるし、そのままドーンと置いているだけの人もいるそうです。自分はちゃんとやっていることを伝えたそうですが、延々と嫌味を言われたそうで・・・

さすがにIさんも我慢の限界にきたようで「何で私だけ、こんなチラシのことで文句を延々を言われないといけないの??他の人には何も言わないくせに、私の時は毎回文句言ってきて!!もう頭にきた!」と今まで見たこともない強い口調で話してました。多分、Iさんって優しいから鬼軍曹になめられているんだと思います。暇つぶしで、当たり散らしているんでしょう。その後のIさんは凄かった。その日の夕方、鬼軍曹から用事を頼まれていたIさん。何か吹っ切れたようで笑顔で「分かりました。これを終わらせてしまえはいいんですね!」と感じよく元気に返事をしてました。このやり取り見てた時、Iさんは女優だね・・・と感心しましたね。そして夜、IさんからLINEがきたので見てみると「会社から出た後、駐車場から速攻派遣会社に連絡した。新しい仕事を探してもらえる」との内容。Iさんって、やる時はやる女でした。凄いわ・・・

 さて11月最初の目標、インフルエンザ予防接種。痛くて驚いたけど無事に終わりました。ここで辞めてもよかったのですが掃除当番まではやると決めたので根性出しました。この週の週末は、先月申し込んでいたパートの面接。倉庫の仕事より面接のほうがとっても気になり少々仕事が雑気味に。そして週末。11月の2番目の目標、新しいパート先の面接。コロナの影響でWEB面接。初めての経験だったので良いのか悪いのかよく分からない状態で終了。結果は来週、決まれば11/16から勤務。結果はどうであれ11/9で辞めないといけない状態だな~と勝手に決めつけ、勝手に先のことをシュミレーションしてみたりしました。

そして倉庫の最終日。朝礼前に仲良しになったIさん、Hさんに今日退職することを伝えました。2人とも11月で辞めるのは伝えていたのですが「今日辞めるんだ・・・当日言って辞めれるの?大丈夫?」と心配してくれました。まあ、今のかし子の現状を所長代理は知っているので多分大丈夫じゃないかと感じてたし、ダメであれば欠勤するしかないか・・・と覚悟を決めました。朝礼後、所長代理に時間を作って欲しいことを伝え、お昼休み終了後聞いてもらえることに。ここまできたら最後の目標、休憩室の掃除をやり切るだけです。掃除はIさんと一緒だったのですが、Iさんが鬼軍曹に「掃除に行ってきます」と伝えたところ「どうぞ、ご勝手に~」と言われたそうで。Iさんは「なんだ!あの嫌味な言い方!」と怒り狂ってましたが、渡る世間は鬼ばかりのような昭和感満載のフレーズが、かし子のツボにはまりウケてしまいました。さてさて無事に掃除終了。もう帰りたい。帰りたい。帰りた~い!!な状態でお昼を過ごし、やっと所長代理に退職の意志を伝える時間となりました。

応接室に入り速攻「契約期間が半月残ってますが、別の所に就職決まったので退職したいんです。その会社は水曜日から出勤です。明日の火曜日は最初から公休となっているので、申し訳ありませんが本日退職でお願いします」と、かし子の気持のほうが焦って早口で伝えてしまいました。所長代理も「えっと水曜日って・・・明後日・・・えっ!!」と驚かれましたが「ちょっと所長に連絡するので後で返事します。仕事に戻って下さい」と言われてしまいました。次のところなんて決まってないし勝手な都合で言ってしまったので仕方ないんですが「仕事に戻って下さい」の言葉のほうが、今のかし子にとって地獄のような気持ちにさせられました。

ここで働くのも最後なんでサッサと作業終わらせて帰りたいという思いが強すぎて、午後は何をやっているのか全く覚えてないぐらいガンガン作業しました。しかーし、こんな日に限って出荷のほうが少ないようで、手持無沙汰の鬼軍曹が小まめにパトロールに来やがる。そしてデカい体の鬼軍曹が毎回毎回、かし子の視野に入りウンザリ。そんな時、所長代理から「かし子さん、事務所まで」とお声がかかりました!!事務所に行ってみると・・・退職届がありました!!11/9付けで速攻記入しましたよ。しかーし印鑑がな~い。(まだ印鑑って必要な時代なんですね。早く印鑑無しになって欲しいです。)後日、書類を送ることを伝えたら「では仕事戻って下さい」と言われ・・・また・・・仕事に戻れって・・・もうやる気全くなしだよ・・・。嫌々だったけど、取り合えずやりました。そして最終出勤日、残業なく終わりました!!ここまで長かった。そして自分よく頑張った!と自分で自分を褒めてやりました。

ロッカーの中を綺麗にし名札も剥がし、支給してもらったものを全て返し、メモを取っていたメモ帳もゴミ箱に捨て、とっとと帰りました。もう二度と来ることはない職場。鬼軍曹のパワハラで嫌な事が多かったけど、かし子は倉庫業は向いてなかったと改めて実感した経験は良かったのかもしれません。仲良くしてもらったIさん、Hさん、KさんとはLINEで繋がりご挨拶し終了。

働くのは大変だったけど辞めるのは簡単。こちらを読んで辞め方についてご意見はいろいろあるとは思いますが、かし子はこれで良かったんです。全て、スッキリしたかし子。その後については・・・またブログにてご報告します(-_-;)