肌寒い季節になってきましたね。コロナも心配ですが、インフルエンザも心配な季節になってきました。皆様もお気をつけ下さい。
かし子、9月からフルタイムのパートに就きました。倉庫で商品出荷の作業です。初日から感じましたが倉庫の仕事は全く向いてませんでした。働く前まで、かし子は黙々する仕事が向いていると思ってましたが、ここの職場で働いてみた結果、誰かと会話ができる仕事が向いているんだと気づきましたね。
ここの仕事で商品を集めるピッキングという作業があるんですが、取り扱い商品が多いしデカくて重いし。真剣にやっているのに間違った商品を取ってきて注意を受け、毎日やらかしまくってしまってるし（自分が悪いんだけどさ～）。できれば長く勤めたいと思ってたけど、この仕事50歳過ぎてもできる？？と考えたら体力的に無理無理。働き始めて1週間で辞めたかったけど、保険の手続きも始まっているし、旦那T氏が無職だし働く所も無いので必死になってやってみました。毎日、両腕が筋肉痛、段ボール触るから手の油分が全部取られカサカサ、指先は痛いし、気づいたら腕が傷だらけになってるし。おまけに鬼の形相なパートリーダーの存在が辛い。このパートリーダーの言うことは絶対のようで軍隊状態。まじ鬼軍曹。体型もゴツイし顔つきも怖いんです(T_T) お陰でブログのネタができました。鬼軍曹、有難うごさいます。
初出勤の日。会社全体の説明後、配属された場所に行き「かし子です。よろしくお願いします」と挨拶したら鬼軍曹挨拶無し。いい大人が挨拶も出来ないって人間としてダメじゃん、まだこんな人がいるんだとビックリしたし呆れました。鬼軍曹はチラッとこっちを見てお気に入りのNO.2のパートさんに「仕事教えて」と一言。しかし仕事の説明が下手くそ過ぎて意味分からなかったけど言われた通りやってみましたが、見事に間違ってました。これを機に鬼軍曹からデキナイ奴となり、同じことを繰り返す単純な仕事を与えられひたすらやってました。鬼軍曹的には嫌がらせの意味で雑用をやらせてたようですが、かし子も倉庫の仕事は初めてだったので「これでお給料もらえるの？ラッキー！」と思ってやってました。（どんだけ能天気なやつなん）
最初は迷惑かけないようにやるぞ！！と思ってましたが、仕事の内容が全く理解できないし、鬼軍曹は何かと嫌味を言ってくる＋言葉使いと顔が威圧的。おまけに陰でコソコソ言ってるのが分かるのでウンザリ。おまけに、かし子が言い返すもんだから気に入らないご様子。NO.2のパートさんも「鬼軍曹がいると教えてやれないから、居ない時に何でも聞いて」と言われるし、他の人は「鬼軍曹に必ず次の仕事聞いてきて」と小声で言うので鬼軍曹に聞きにいったら「なんで聞きにくるの！自分で分かるよね」と言われる始末。こいつのお陰で毎回嫌な気分になるし、振り回されるし、出来なかったら嫌味を言われるし。同じパートのくせに長年働いてるだけの理由で、威圧的な態度を取る姿が意味が分からないんだけど・・・と、かし子の中でモヤモヤしてました。
この職場は独特。朝は一人黙って待機。最初の頃はこの異様な状況に驚きました。この空気感に全く慣れなかったので、勇気をもって隣にいたTさんに声をかけてみました。Tさんも今年になってから働き始めたようです。今では一番話しをしてくれるし、こそっと仕事を教えてくれて助けてくれ、ついつい甘えてしまいます。が、このTさんも鬼軍曹の恰好の的。真面目に取り組んでいるのに嫌味を言われていました。Tさんもイライラが募り、最初の頃はかし子に当たるという状態に。しかしTさんは「あの時バタバタしてたからキツク当たってしまってごめんね」と言ってくれます。こんな風に言ってくれるとキツク当たられても納得できます。しかしTさんも鬼軍曹に理不尽な嫌味を言われ、帰りに涙する姿を見てしまいました。その場に居合わせていたベテランパートさんが「気にしない。色々ある。私たちも乗り越えてきた」と励ましてくれましたが、ベテランパートも鬼軍曹に意見できない環境って異常。頑張っても長くて1年しか働けない職場だなと、かし子は悟りました。
おまけに昭和感満載の鬼軍曹の教育方法。1か月は色々聞いていいけど、1回教えたことをまた聞いてくるのはダメ！！と言われました。仕事は背中を見て覚えろ！！な昭和感満載の教え方。NO.2のパートさんから「メモ紙見ながら仕事したら鬼軍曹から言われるから気を付けてね」とアドバイスを受けましたが、日替わりで仕事を教えられこなすのに必死。慣れるまで毎日同じ仕事が出来ればいいのに、日替わりで仕事をやらされるし、教えてもらえるのは1回だけ。その教え方も下手くそ過ぎて意味不明。それなのに2回目は完璧に仕事こなせよ！！な雰囲気でウンザリ。ふざけて仕事をしてる訳ではないけど「仕事が遅い」と毎回言われる始末。まだ半月しか経ってないし、倉庫で働くのも初めてなのに遅いと言われても・・・。慣れるまでは仕方ないやんと心の中で思ってましたが「分かりました。もう少し早くできるようにやります」と言うしかありませんでした。もうこの空気感が辛くて辛くて・・・。かし子はバカなので仕事を覚えるのに時間がかかるんです。鬼軍曹は人のことを理解しようとはせず、仕事遅い＝仕事出来ない奴と一方的にレッテル貼る態度に毎日ムカついてました。おまけに他の人は、かし子が初日で何も分からない状態なのに「これ違うわよ！！」と文句言ってくるし。今まで見た事ない人がいたら、新人だからねと察してくれないこの環境。この変な環境に恐怖を感じました。そして鬼軍曹の他にもキャラ濃いめの人がもう一人いたんです。常にいきり立っているんです。初日から言葉の暴力を感じた人でした。
他のパートさんに聞いてみたら、ベテランパートさん達は初期メンバーに近い人ばかり。倉庫の立ち上げから関わっているようで、皆さん10年以上働いているとのこと。試行錯誤しながら作り上げたルールらしく仕事の内容が複雑化してるし、人の手間ばかりかかっている状態。こんな効率悪い仕組みでスピード重視と言われても・・・と声を上げたいけど、皆さんはこれでいいんでしょうね。かし子は複雑過ぎて覚える気にもなりませんでした。
入社した時期は落ち着いていた時期だったので他部署にお手伝いに行ってました。入荷の部署へお手伝いに行った時のこと。作業をしていたら「新しく入られた方ですよね？」と声を掛けられました。突然過ぎてビックリしたんですが、前も話しかけられたことを思い出しました。やたらと、かし子の事を聞き始め「かし子は倉庫の仕事向いてないので、ここでは長くは働きません」という話になり「私も、長くはないと思います」という会話で盛り上がってしまい仲良くなりました。お互いの部署が違うので言いたい放題。おまけに似たような性格なので気が合います。Ｋさんという人なんですが、仲良くなって数日後、突然かし子の隣に来たかと思ったら鬼軍曹に怒られたという話を怒涛の如く話始めました。関わるのが初めてだったようで怖かったようでした。痛いほどＫさんの気持ち分かりますよ。「ビックリしたよね。怖かったやろ？」と声を掛けたら涙目になり更に文句を言い始めました。Ｋさんに「ここの部署は毎日だからね」と伝えたら笑顔が出ましたが、鬼軍曹の姿が見えた途端「あの顔怖い、あの目・・・」と捨て台詞を吐いて、走って戻っていきました。他部署の人まで恐怖を感じてしまう鬼軍曹。これってパワハラだよと妙に納得できました。
軍曹ネタ（くだらない話）に戻ります。下っ端はおしゃべり厳禁！！話をしていると「おしゃべりしないよ」と言ってきます。なのに鬼軍曹のおしゃべりはＯＫ。どうでもいい話をデカい声で話し（田舎のオバサンは声がデカい傾向にあるのでうるさい、うるさい）笑い声もオバサンだし・・・。こんな状況だったので数か月前に入っている人とも話せなかったし聞いても冷たい雰囲気だったので、誰にも言えずに黙々を仕事をしてました。かし子が働き始めてもうすぐ1か月という頃に、少し前に入社したＮさんと二人で作業をする機会があり初めて話をしました。するとＮさんから文句が出る出る。かし子だけが間違った考えなのかな？と、ずーっと1か月間思ってましたが、Ｎさんも同じ思いだったんだとホッとしました。それからというもの顔を合わせる度に愚痴を言ってくるようになりました。あんな環境だったら愚痴も言わないとやってられませんよ。お互い話す人が出来たのでよかったと思った瞬間でした。どちらかと言えば、かし子から話しかける事が多かったのですが、珍しくＮさんが近寄ってきて愚痴り始めました。「ベテランさんは、この仕事を長年してきてるから作業が早いに決まっているやん。陰でコソコソと仕事が遅いって言われているのが分かるからムカつく。言いたい事があれば直接私に言ってくれたらいいのに」と話始めました。詳しく話を聞いてみると、いきり立つお姉さまから「もうイライラする」とＮさんを遠くに見ながら言ってたそうです。ここのパートは人に指導する教育を受けてないので、注意の仕方や仕事の教え方を知らないんですよ。なので陰でコソコソ悪口言うんです。最低な指導方法です。かし子も同じことを感じていたので「ここのお姉さま達はみんなそう。本人前にしては言わないよね」と話をしてたら、鬼軍曹の登場。関わると面倒だったので、サッサとこの場を去りました。この時のＮさんの気持ち、かし子は全く気付きませんでした。そしてＮさんは翌月から来なくなりました。
