バカかしこ

人生かしこく生きたい バカ主婦のブログ

飲食店のサービスとは?? かし子、そこまで気にしたことがなかった。

 

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昨年の11月からパートを増やし、金の亡者になりかけ??のかし子です。掛け持ち3つのパート生活もなんだかんだで慣れ、少々時間に余裕が出てきました。というより、この時期3つとも閑散期のため、日数少ない&短時間労働という状況。お店の都合などもあるんでしょうが、居酒屋のパートは半月に1回だけというシフトにされてました。掛け持ちしても、どっかが増えればどっかが減らされ。なんかな~と考えさせられます。でも、かし子も都合よく働きたいので絶対辞めませんよ。まあ、かし子は子供がいないので自分の都合でやり繰りできる環境ですし、自分の事は自分で管理できないとおかしいお年頃ですもんね・・・。

さて昨年11月から始めた中国料理のランチホール。失敗しながらも仕事に慣れてきました。ここのお店は16人で満席になる小さなお店。店長が料理担当、ホールは基本1人でするようになっています。お昼のメンバーは、かし子、平日メインのパートTさん、週末メインの学生君の3人。昨年は3人平等に週2づつで組んでもらい、かし子も珍しく土日お休みと楽勝なシフトになってましたが、今年になってから、かし子だけ土曜日含め週3勤務になってきました。最初の頃、仕事を教えてもらっていたパートTさんが週2勤務になることについて「2人で十分なのに店長がメンバー増やしちゃって!シフト週2じゃ少ない!」と言ってたので、Tさんも別の週に日数増えているのかとシフトと見たらTさんは週2のまま。シフト見ながら皆さん休み希望出しているんだな~と思ってました。かし子の土曜日は家に居ても旦那T氏の食事の準備がメイン。これが本当に面倒なんで、仕事という口実で昼食作りを免れるので有難いです。おまけに休み希望100%取れる職場なんで、きつくなったら休み希望を出せばいいことなんで気が楽です(*´з`)

時々ドダバタする日もありますが気楽に働いていたかし子。先週かし子が土曜出勤した途端、店長が「ランチは10人ご予約のお客様だけの対応にするので予約の時間まで掃除お願いします」と。昨日は席が半分空いているので来店したお客様は入れると言ってたのに? まあ、先週の土曜日は忙し過ぎて「お会計450万円です」を2回もやらかしてしまったほど、慌てて大変だったので思わず心の中で「やった!予約まで1時間ある。助かるぜ!」と喜びましたが、かし子と違って店長のほうはお疲れのご様子。昨日夜に入っていた学生君の仕事っぷりが悪かったようで、お客様が来るまで無限ループのように学生君のことを話し始めました。仕方ありません。店長も毎日一人なんで、誰かに何かを話したい気持ちなんだと思って掃除しながら聞いておりました。

無限ループの話の内容は・・・昨日の夜は貸し切り予約のお客様のみ。営業前に夜のバイトの方にお願いしているのはドリンク類の在庫チェック。シフトの度にお願いしているにも関わらず、その日も学生君はボーっと立っていたらしく店長イライラ。そして学生君は毎回お料理やドリンクを無理な姿勢で提供しているそうで(一体どんな姿勢なん?)店長が一旦置いて安全な状態で提供してください!と毎回言っていたそうですが、今回も無理な姿勢だったのか??グラスをお客様の前で割ってしまい破片が飛び散りまくってしまったそうです。そのことに関して学生君から報告一切無し。店長は割ってしまったのは仕方ないけど、帰りに「今日はすみませんでした」と言ってもらえば気持ちは落ち着いたのに、その一言も一切なく学生君は「お疲れさまでした~」と帰っていったそうです。後で店内見たら破片はやりっぱ、掃除道具は放置状態。これを見て店長さらにイライラ。学生君は働いて2カ月ぐらいになるのに、後から入って来た女の子より動きが悪い。仕事を教えてもメモしない。毎回毎回、同じことを言ってるのに同じことを繰り返す。俺も料理に集中したいのに、学生君が入るとホールも料理も両方気にかけながらやらないといけないので疲れる。全く成長がない!彼が一生懸命していることが伝わらない!などなど。今まで言いたかったことが爆発したんでしょうね。お客様来るまで同じ内容をずーっと言ってました。

店長の言いたい気持ち痛いほど分かります。かし子もチェーン店て働いていた時は、こんな事は当たり前。正直、仕事を覚えるのが早い人や不得意な人はいました。飲食店に向いてないくらい不器用な人もいます。仕方ないんです。こればっかりは根気強く指導して行くしかありません。ここは店長のお店なんで好きなようにやってもらっていいんですが、研修のやり方やお店のルールがちょっと問題だと思いました。だって店長が作る料理のタイミングを察しつつ、お客様を一人で対応しながらホールをこなさないといけないんですよ。夫婦でもないのに店長を察しながらって・・・これこそ高度なテクニックが必要になってきますよ。経験者のかし子でも、最初はタイミングが分からず店長に注意されまくってイラッとしました。かし子は多少の経験があったので、なんとなく理解できましたが初めて飲食店で働く人にとっては、ここの研修は結構厳しい内容です。何もかもが初めてだったら食器の名前や備品の名前からわからない人だっているはず。そこから理解し穏やかな心で指導しないと注意されてばっかりじゃ、バイトさんだって楽しく働けないと思います。かし子もチェーン店で責任者として働いていた時、注意してばっかりだったらしく従業員から陰口叩かれ炎上。店長から遠回しに解雇宣告されました。(居座りましたけど)こっちだって一人一人と向き合う時間ねえし、少ない人数の中で時間内で膨大な仕事をこなさないといけないし、問題発生したら対応に追われるし・・・給料安いのに必死になって、あんな店で働いていたことが時間の無駄だったなと毎回悔やまれます。ここのチェーン店で働いたことは、かし子の中で黒歴史です。

理解するで思い出したことがありました。かし子がコーヒーショップで働いていた時のこと。不器用なフリーター君から「クッキーってどれですか?ドーナッツってどれですか?僕わかりません」と言われたとき衝撃受けました。既製品のクッキー食べたことある人だったら、なんとなく平べったくて丸い形の物がクッキーかな?とか、ドーナツって真ん中穴が開いてるやつかな?と感じるものがあると思ってたんですが。初めて言われたので「こういう人もいるんだ」と衝撃を受け考えさせられました。この出来事から、かし子が当たり前だと思っていることが他の人は当たり前ではないということ!!を学びました。

かし子も色んな方々と働いてきたので店長に「学生さんは勉強が本業だし、入る日数も少ないから仕事に慣れるには時間かかりますよ。私たちと働く意味と意識が違うし、時代も違う」と伝えてはみたのですが、店長も怒りが治まらず「かし子さん、そんなこと言っても!!!」とさらにエスカレート。最後には「もう何回言っても学生君はダメ。今は何も言いません。というか毎回同じことを言うことに疲れ、俺のほうが根負けしました」と。ここまできたら重症です。しかし、これが現実。2カ月ぐらいで店長が思っているようにはなりません。正直、飲食店に向いていない人かもしれませんが、諦めずに根気よく教えていくしかないんです(T_T)

問題解決策として、店長に忘れるのであればチェック項目を貼ることを提案しても「貼っても見ない奴は見ないんです!!」などなど。今まで解決策でやってきたことを話し始め、それでも解決できなかったことを言われました。かし子と店長の「ああ言えばこう言う」の無限ループ。もうこの件に関しては、かし子のほうが根負け。もうこうなったら最後の手段。「店長が好きにシフトを決めれるので、予約が少ない日に学生君を入れるしかないですね!」と提案。「そうなんですよ。そう思ってランチはメニューが固定されているでしょ?繰り返しの作業が多いと思って土日のランチ入れてみたんですが、それでもちょっとね・・・・」と店長。

????何????? 待って!! えっ? もしかして??

かし子、土曜日お休みだったはずなのに急に土曜出勤になってたシフト&今月は毎週土曜出勤シフトになってたのは・・・・はっ ( ゚Д゚)!!! 刑事ドラマのように点と線が繋がりました。なんてこった!!かし子のシフト変更って学生君の仕事っぷりに関わっていたのか・・・う~ん、そうだったのか(-_-;) 

その後、店長とサービスとは?という話に。かし子の意見は「どれだけ気が利くか」と思ってます。自分だったらこうして欲しいな・・・と思ったことを、お客様に言われる前にできる限りするように心がけてます。ホテルのような教育を受けていればいいのでしょうが、かし子は働いてきたバイト先で教えてもらった内容しかできないし。そして店長のサービスとは「サービスと思わせないサービス。中にはサービスをアピールする人もいるけど俺は苦手。いつの間にサービスされたの?と思わせるサービスがいい」と。店長、これはかなり上級。ここまでできたらプロのサービスですよ。かし子も無理(・_・;) なんか、お互いサービスの価値観が違っているのかもしれないのかな??と思いサービスって何だろう??と気になりネットで「サービス業とは」で調べてみました。

飲食店の接客だけがサービス業ではなく、さまざま業種があるんですね。(専門的・技術的・生活関連・娯楽・複合サービス・その他)全く知りませんでした。

「サービス業とは顧客のニーズを、様々な手段によって満たすこと」

こうやって調べてみると勉強になります。お客様のニーズを満たしているかはわかりませんが、できる限り意識して取り組まないといけませんね。読み進めていくとサービス業に向いている人という内容がでてきました。

  • 自然な笑顔で人と接することができる
  • コミュニケーション能力がある
  • 気配りができる
  • 他人と協力することができる
  • 臨機応変な対応ができる
  • 体力がある
  • どんな時も笑顔でいられる
  • 相手の気持ちを考える想像力がある
  • マナーが身についている
  • 身だしなみに気をつかえる

上記の内容よくわかります。チェーン店で働いていた時、常に求められていましたね。この内容、お客様の前だけではなくて従業員の前でも常にかし子は求められていたのでウンザリでした。あの時求められ過ぎていたせいか、今でもお店でできてない人を見る度にクレームの電話かけてやろうかと思うぐらいトラウマになっています。ちなみに、かし子が飲食店の面接を受けに行くと体型をみて「かし子さんは体力は大丈夫そうですね」と面接の人に言われてました。まあ、それはそうなんですが、これを言われる度にマジこいつサービス業なんか??初めて会う年上の女性に対して気配り出来ない奴やんか・・・と思う時もありました。面接の人も言葉を選んでくださいね。失礼なことを言うと今はネットに書き込まれますよ('ω')ノ

今まで飲食店で働いていて感じたことは、仕事をテキパキこなしている人は周りをよく見ていて、お客様に対しても従業員に対しても気配りが上手でした。どうしよう?と思っていたら、気配りさんはサッと現れ、ササササッと要件を段取りよくすませスッーと去っていき、仕事が落ち着いた時に嫌味なくアドバイスをしてくれてました。気配りさん達は素晴らしい人々でしたが、仕事終わりに飲みにいくと一気にヤンチャになったり時間が経つと言葉が荒々しくなったり・・・。いい意味で感情豊かな方々が多い印象でした。まあ、お酒の力も必要な時もありますね。気配りさん達に絡まれながら、かし子も違う意味で気配り力を勉強させてもらいました。

さて、かし子も4~5年ぶりに接客業を再開し働いてみるとサービス業ってやっぱり大変。この年齢になると接客って楽しい~と思えるのは若い時のようにはありませんが(すみません)ホール仕事を一人で効率良くやるには??と考えるほうが楽しくなってきました。段取りよくいけば楽しいんですが、やっぱりお客様とタイミングが合わない時が始まると大変ですね。料理は店長一人なので注文殺到→店長イライラ→段々口調が強くなる。というパターン。どこのお店で働いても混んでくるとこうなります。自分の思い通りにならないと怒り狂う人。ふと、あの学生君のことを思い出しました。原因は学生君かもしれないけど店長にも問題あるんじゃないの??と。上記にあるように、忙しい時こそ他人と協力することが出来るという内容が必要だと感じます。

そんなお店にも、土日ランチ希望の学生さんバイトが入ってきました!!3か月ぐらいしか働いてないかし子が仕事を教えるということになりましたが、学生さんは飲食店の経験ありなので初めてでも上手にこなしていました。良いのか悪いのかわかりませんが次週からかし子も土日お休みに戻りました!!しかし店長は「今まで学生に振り回されたから、俺はまだ信用してない」と遠い目つきで言っていた姿が面白過ぎて笑いそうになってしまいました。店長、お店は2人しかいないからイライラせず、学生さんと協力しながら仲良くして下さい!!とかし子は祈るばかりです。