バカかしこ

人生かしこく生きたい バカ主婦のブログ

かし子夫婦 中古マンション買う!!(その4)~2021年2月の物件~

 

2020年12月から、かし子夫婦が開始した中古マンション探しは行き詰まり状態になってきました。 郊外に郊外に住んでいるので売りに出されてる中古マンション自体が少なく、ネットで探しても同じ物件ばかり。不動産屋さんもネットで一緒に探してくれたけど、やっぱり同じ物件ばかり。取り合えず、今月は戸建ての平屋も見学してみました。

 

<2月の物件探し>

◆住んでいる所から車で7分の所。レトロな平屋の物件。築は古いけどきちんと手入れをされてきたんだな~というのが伝わってくる家です。和室に仏間がある家だったので、玄関入るとお線香の香が出迎えてくれました。昔の家の間取りは日当たりの悪い所にキッチンや自分達の部屋があり、日当たりのイイ所にお客様を迎える部屋があるというのが定番。懐かしい応接間、木製の雨戸、タイル貼りのお風呂。う~ん。これから年齢重ねる、かし子夫婦には厳しい物件。家庭菜園をされていたオーナーさんだったようで、水菜やみかんが元気に育ってました。家庭菜園が出来るのは嬉しいポイントです。話を詳しく聞いてみると、この家に住むというのではなく更地にし家を建てるというほうがいい物件をいうことでした。なんか考えさせられます。

◆別の不動産屋にお願いし見学した物件。一つ隣の駅から歩いて15分位の所。これまた古い平屋の物件。ここは統一性がなく個性が際立っていた造りでした。お子様の成長と共に増築されてきたんでしょう。部屋数は多いのですが複雑な造りになってます。ここもタイル貼りのお風呂とトイレ。懐かしい応接間。狭い幅の台所。おまけに、ここの営業やる気なし。対応も悪い。最後に言われたのが、前の物件と同じで更地にし家を建てるというのが前提とのこと。またまた考えさせられます。

 物件を見終わった後、オーナーさんが何十年もローン組んで建てた家を、簡単に更地にして・・・という話をされると複雑な気持ちになります。その後も不動産屋さんから戸建ての住宅を数件見せてもらったのですが、これから年齢を重ねていく私たちには住みにくい物件ばかり。予算がないから、どれを見ても代り映えしない同じ内容。最初からかし子はマンション一筋なので戸建て物件はどうでもいいんです。思い切って古い物件を購入してリフォームする方法も考えたのですが「余計な出費をしたくない」という旦那T氏の意見。いい加減にして欲しいよ。じゃ、どうしたらいいん?? 

旦那T氏がなかなか決めないので物件探しはお休みだ・・・と思っていたら、ついに旦那T氏決心したんです!!かし子が住みたい!と懇願していた、あの海が見えるマンションを買うと言い始めたのです!!いやっほーい!!不動産屋に連絡をし購入できるのか?予算がないのでお値引きしてもらえるか?確認してもらいました。

数日後、残念ながら「他の方に売却が決まりました」とのご連絡がΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

同じ時期に申し込みされた方がいたそうで、提示された金額通り満額でお支払いというのが決め手で話が決まったそうです。かし子夫婦、お値引きお願いしてもうた・・・

かし子、ショックで何も手に付かないくらい放心状態。マンション買うのは先のことになりそうだ・・・と思っていたら不動産屋さんから電話が。以前見た物件が100万値引きされたとのこと。どこの物件??と思ってたら、駅近くで物が沢山あったあの物件。あ~、あそこは無いな~。なんか奥の部屋、天井近くにカビ生えてたし間取りも悪いし。不動産屋に「私、あの物件全く買う気はありません。旦那T氏が買うとか言わない限り無理です。彼に聞いて下さい」とお返事。だって旦那T氏も、あそこの物件無いと言ってたので適当に言ってやりました。

ショックの余り、どうやって帰ってきたかも分からない状態で家に辿りついたら、旦那T氏が「今から不動産屋に行く。お前もついてこい」と言い、全く意味が分からず話を聞くと「マンション買う!!」と興奮気味に話始めました。どこのマンション??と話を聞くと、あの物が溢れてた物件というではありませんか・・・。ちょっと、あそこの物件買わないとか言ってたくせに買うんか~い。さらにショックでぶっ倒れそうになりました。なんか不動産屋と旦那T氏が二人盛り上がったようです。不動産屋に行く途中「もっと冷静になって考えてよ。あの物件買いたくないんだけど!!」と怒り狂って止めましたが、旦那T氏「俺は同じ失敗をしたくない!!」と意味わからないことを言い始め不動産屋に行くじゃないですか。かし子、怒り狂ったまま不動産屋に到着。こんな状態を見て、不動産屋も察してくれたらいいのに「早速、申し込み手続きですが」と話始める始末。なんだよ。こいつ。自分達の売り上げになるなら人の気持ちなんてどうでもいいんだと悲しくなりました。かし子のことは完全無視状態。こんな状況にかし子がここに居ないといけないのが全く納得できない!!怒りも治まらない!!この時、自分の気持ちを抑えるのが精いっぱいでした。この日の不動産屋での話なんて全く覚えてません。

くっそ!!旦那T氏がもたもたしてたから、こんなことになったんじゃねぇかよ!!とイライラした日々が続きました。旦那T氏も海が見えるマンションが買えなかったことを、後々後悔したようで「もっと早く返事をしていたら購入できたかもしれない」と反省したようです。それがあったので同じ失敗はしたくないと思って、今回はすぐに返事をしたと話してくれましたが・・・。おいおい、この物件じゃねぇんだよ!!もっと早く気づけよ!こいつ!!!と更に、かし子イライラが高まってしまいました。

さて数日が過ぎ、あっという間に手続きが進み、物で溢れていた物件を購入することに。もう、いいんです。老後、雨風しのげて最低限住めれば何でもいいという悟りの域に達し、どうでも良くなってきました。駅近、スーパー、ホームセンター、歯医者、美容室、コンビニ、飲食店、薬局と歩いて行ける距離に何でも揃っているので場所はいいんです。だから老後は大丈夫。そう、大丈夫なんです(T_T)

もう気持ちを切り替えて購入まっしぐら!!!と言いたかった所ですが、現在住んでるオーナーさん家族は今から家探しとのお話が・・・。えぇ~、あの洋室の段ボールの山は引越準備じゃなかったんか~い。旦那T氏も段ボールの山を見て、近々引っ越すのかと思ってたけど違ったん???とビックリ。最低でも6月までには 引き渡しますとのお話をされたけど。かし子夫婦、それまで家賃払い続けないといけないのかよ。ここの家賃って、マジで捨て金じゃ~ん。この物件決めた旦那T氏に恨みしか持たなくなったかし子です。

さてさて、かし子夫婦もギリギリの所で住宅ローンが借りれることとなりました。旦那T氏が転職しまくって定職についていなかったため、厳しい現実でしたがフリーローンより、ちょこっとだけ金利が安く借りれました。この年齢になって初めて知ったんですが、最低でも1年同じ職場で働いてないと世の中は信用してくれないんですね。お恥ずかしながら40代後半で知りました。

その後、かし子は実家に帰り中古マンション購入を母に話しました。この時、初めて母に旦那T氏が会社を辞め転々と職を変えていることをカミングアウト。

この時、銀行でのことを話をしたら「そうたい。働いてないと信用ないとよ。あんた今、気づいたと( ゚Д゚)」呆れられてしまいました。かし子の母は心配してくれ「離婚して帰って来い」と言ってくれましたが、もう甘える訳にはいかないのでやるしかありません!! 取り合えず、母と兄に話せたのでスッキリしましたよ。

ということで、物が溢れてた物件購入となった、かし子夫婦。契約して終わりとなればよかったんですが。この後が・・・次のブログに続きま~す(T_T)/~~~